縄文時代

世界最古の土器のルーツは日本だった

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世界最古の土器は日本にあった!?

旧石器時代と縄文時代を分けるものは、土器の有無である。

時が出てくれば、たとえ石器が旧石器の特徴を持っていても、現在では縄文時代に分類することになっているようだ。

現在の日本史の教科書には
「縄文土器は世界で最も古い土器である」
と記されているものが少なくない。

二十数年前までは、時は今から5~6000円前に西アジアで出現したというのが定説になっていて、教科書でもそう扱われていた。

それが現在では、その起源はなんと倍以上も昔にさかのぼり、土器のルーツは日本にあるとされているのである。

ちなみに1999年までに日本で発見された最古の土器群は、およそ1万3000年前のものとされている。

 

近年発見されたオシポフカ文化によって土器の歴史が変わる

ところが、ここ数年間のうちに事態は大きく変わりつつあり、アムール川流域から沿海州にかけての地域で、それよりも古い約1万5000年前の土器が相次いで見つかるようになってきたからだ。

この頃に興ったこの一帯の文化は「オシポフカ文化」と呼ばれ、この文化を作ったオシポフカ人が世界で最初にどきを作った人間だとする説が有力になったのである。

 

しかも、日本の縄文時代創成期の土器がオシポフカ文化のものとかなり類似していることから、考古学者の中からはオシポフカ人が沿海州から日本列島に渡来して縄文人にどきを伝えたのではないかという人も現れてきた。

そうした中で1999年4月、衝撃的なことが起こった。

 

1998年に発見された大平山元(青森県東津軽郡蟹田町)の土器を炭素14測定法という方法で年代測定してみたところ、1万6500年前という驚くべき数字を示したのである。

もしもこれが事実ならば、やはり縄文土器が世界最古の土器であり、縄文人が沿海州へ渡り、オシポフカ人に土器づくりを伝授した可能性が出てきた。

ただし、この年代測定法は誤差がかなり大きいという欠点があり、素直に数値を信じ切るのは危険であるという点も付け加えておきたい。

 

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